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天体撮影用パソコンとして生まれ変わるべく初期状態に戻す

私が天体撮影と画像処理を兼用して使っているマウスコンピュータのノートPCは、購入から 5年が経とうとしているんだ。そういうことだからなのか、動きがもっさりしてきただけではなくて、突然自宅のWi-Fiにつながらなくなってしまったよ。

いろいろ設定をいじってなおすのがめんどくさいし、画像処理用にはMSIのゲーミングPCを別に稼働させているので、この際、撮影専用として生まれ変わるべく、PCを初期状態に戻すことにした。Windowsには「回復」という作業があって、現在の設定をまっさらさらにできる。

このPCには天体撮影や画像処理用のアプリがたくさん入っているので、全て消えてなくなっちゃうんだけれど、使用頻度が低いアプリもたくさん含まれているし、思い切って断捨離しちゃうのだ。

ちなみにこのPCのスペックは、2016年の生産品で、CPUはCore i7-5500U, メモリ16GB, SSDは256G。HDDは1Tだったけど、早々にぶっ壊れて除去済み。

新規インストールしたソフトウエアは次のとおり。

  • SharpCap – 撮像ソフト(Proライセンス取得済み)
  • PHD2 – オートガイダー(ようやくマルチスターを試せる)
  • SynScan Pro – AZ-GTiの制御
  • Polemaster – 極軸合わせ(極軸合わせの決定版)
  • Google Chrome – ブラウザ(使い慣れてるもん)

インストールしたドライバは次のとおり。AVXってASCOMだけでよかったんだっけ?

  • ASCOM Driver
  • ZWO Driver
  • QHY System Driver
  • QHY ASCOM Driver
  • Polemaster System driver
  • ASCOM Driver for SynScan App

断捨離されたデスクトップなのだ。壁紙はデフォで天の川だったよ

Stellariumやステラナビゲータといった星図ソフトは、あえて今回インストールしなかった。私が持っているステラナビゲータはサポートが切れてしまったし、星図導入の使いやすさはステラショット2が使い良かったので、判断保留中なんだ。

撮影用のソフトウエアに関しては、SharpCapに加えてAPTかステラショット2を入れてみるつもり。APTはPlatesolveの設定だとか、天体データのインポートとかやらないといけないので、後回し。星図導入としても使えるステラショット2は、購入に至っていないので、体験版を入れてから考える。

それから、撮影した画像の確認用FITSビューアとして、ステライメージをインストールするかもしれない。ラズパイのリモート制御用にNo Machineとか入れるかもしれないけれど、RDPで様子を見ればいいかな。

ふだんはASI AIR PROでいいような気がするんだが、それでもやっぱり惑星を撮るときとか、星図連携とかなんだかんだするときは、PCを使いたくなる。そういう意味で、いまだ私の撮影環境は決定打を見ていないのだな。

この撮影用のマウスコンピュータのPCは、自宅のWi-Fiにはつながらないまま。ただ、楽天モバイルでスマホテザリングした電波は掴むのと、有線LANでもネットにはつながる。ちょっと前にルーターを交換したのが原因ぽいんだが、本当のところはよくわからない。これまで、AZ-GTiから出ているSynscanのネットワークにつないで使っていただけだから、まさか自宅のWi-Fiにつながらなくなっているとは想像もしなかったよ。

撮影用PCとしては、まだ現役でやっていけそうだ。Wi-Fiのない遠征先でテザリングできれば十分だしね。

これまでデータの移動ってどうしてたんだっけ? USBメモリか……。Windows PROにするという手はあるよな。

この記事へのコメント

  1. 作業負担はあるけど、PCを定期的にリフレッシュするのがいいね。
    無理に元に戻そうとせず、絶対に必要なものは再インストールして、あとは必要に応じてインストールしていけばスリムになること間違いない。
    ^^必殺solf on demand
    まぁ、遠征先で使うソフトは事前に漏れなくインストールしておく必要があるけどね。

    • リフレッシュしたら、だいぶ快適に動くようになりました! 現場でソフトをインストールするのは負担が大きいですよね。心に余裕を持って、下準備と。
      人間にもリフレッシュが必要ですな(知った顔)

      • 人間のリフレッシュにもsolf on demandが有効かもよ。^^;

        • ヾ(´ε`*)ゝ エヘヘ

          • にゃあさん

            私も数ヶ月前MiniPCを天体用として一から構築しました。
            (WindowsとLinuxのデュアルブートにしました。)

            Windowsをフルリモートで使えるようにするのに苦労しましたが、両者の環境を徹底的に比較できたので得られたものも多かったです。(天体環境におけるそれぞれのOSやアプリの癖など)

            個人的には最も楽に環境つくれるMacのMiniPC(小型のポータブルバッテリーで動くやつ)がでてくれたらなあ。。と思いますがApple社が作るとは思えません。。

            PCは天体で使用する場合、OSとドライバ(とアプリの相性)が鬼門ですね。。(セキュリティ関連やシリアル機器が特に面倒です。。)

            • 追伸

              AVXはASCOMもあります。(アプリによっては専用ドライバも)

            • T-Studioさん、理想の撮影環境を構築するのはなかなか骨が折れますね。今回はまだPlatesolveできるように設定していないのでこれからです。どうしようかとこうやって悩んでるときが楽しかったりしますよね!

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