まったく天気に恵まれません。梅雨が来て台風が来てと、いつ晴れるんでしょうか。予報は曇りでしたが、一ヶ月も撮影できないとストレスなので「運が良ければ晴れることもあるさ」と車を走らせてちょっくら遠征。
セッティングしている間に全天が曇ってしまい、撮りたかったM20が隠れてしまいました。かろうじて北天の方向が晴れてきたので、ASI1600 MC-COOLでM31を狙うことに。一番撮りたかった天体の一つだったので、どんなふうに撮れるかドキドキです。
EXP30sec,Gain400でスタートしますが、淡い部分が撮れておらず、gain,expともにだんだんと増加させていきます。Sharpcapのログでは、最初の設定だけが記録されるらしく、その後いじって変化した値については記録されません。最終的にexp30~70sec,gain400~450のちゃんぽんで51枚が撮れました(たぶん半分くらいが30秒)。
うち70秒のカットを中心に、10枚をコンポジットしたのが下の画像です。
昨年秋に撮ってやろうとポラリエ&300mmズーム&APS-Cのセットで苦戦しまくった一眼レフ生活が嘘のよう。天体用のファインダーがなくて場所が特定できず、特定できても黄色く暗い玉がぶれぶれで写っているだけでした。それと比べて格段に良くなったのは、絶対に機材のおかげです。
しかし、銀河がデカすぎて、フレームに収まっていませ。コンポジットの切れ端?を捨てただけで、ほとんどトリミングしてないんですよ。アンドロメダってこんなに大きいものなの? びっくりしすぎて、笑ってしまいました(タイトルは今風に)。あとは、もうちょっと周辺の雰囲気を出したいので、今度はレデューサー使ってリベンジしてみたいです。
この記事へのコメント
淡い部分も良く写ってますね。
遠征されて正解だったようで。
M31、でかいんですよね、たしかに。
けむけむさん、ありがとうございます! ようやく望遠鏡に向き不向きの天体があることが分かるようになってきました。天体は小さい=長焦点が有利と思ってると案外違うものなんですね。ED81S(625mm,F7.7)の得意分野と苦手分野がわかってくると、長焦点が欲しくなってきます。
未だに、これを撮るには、どの鏡筒を使えば良いか分からない事がありますよ。(汗)
一二度撮影すると分かってくるのでしょうけどね。(笑)
真面目に、f:2032mmでM31を撮った時は、化けたゴーストだと思いました。(笑)
それにしても、M31綺麗ですね。
まだ、庭からしか撮影したことないので、全然ペケな写真ばかりですが、早く冷却で撮ってみたいです。
おお!これは見事なアンドロメダですね!
不自然なノイズや階調の破綻もなく美しいです。ぜひ残りのコマもコンポジットしてみてください♪
オヤジさんの機材、うらやましくていつかはセレストロンEdgeHD800が欲しいと思って指加えてるんですよー R200SSも。鏡筒が豊富だと、迷うのが楽しみですよね! zwoがapsだかフルサイズを画策してるみたいなので、そのうち冷却が3台になりますよー
あぷらなーとさん、ありがとうございます。55枚をステライメージで自動コンポジットしたら、彼が45度傾けた一枚を差し込んできて絵にならずめげてしまいました。んで、枚数少なくして基準点を設定してコンポジットしたというのが真相です(>_<)55枚基準点がむばってみます!