α99改でカリフォルニア星雲を撮った。ISO1600の3分露光を20枚。鏡筒はED81SII、架台はAVX、ガイドはM-EGNが担当した。しかしだ、見てのとおり、ダーク減算に失敗してる。青白いアンプノイズが残ってる。下半分は消えているようにみえるから、中央上だけ残ってる感じだな。α99のダーク引きに失敗したのは初めてだ(たぶん)。
ステライメージ8の自動処理モードでコンポジットしたんだが、ダークが引けてないのを見て、詳細モード(手動)でもやってみた。どちらも引けてない。ちなみにマスターダークはこんな感じ。
外気温が零下1度くらいだというのに、アンプノイズが消えてないというか、アンプノイズの面積の方が広くない? あ、もちろん、かなり強調してますよ。それでもちょっとなぁ。α99に3分は長かったかしら?
しかし、心当たりはある。一つはカリフォルニア星雲を撮り始めたのが午後8時10分からなのに対して、ダークの撮影は午前2時40分から。この間に気温が下がってしまったんじゃないかなぁ。いつダークを撮るのか難しいな。冷却CMOSの方が扱いやすいな。
今回の遠征でもうひとつ失敗したのはガイドだ。ステラショット2でガイドしたかったので、M-GENをとりはずしてASI385MCを使ってみた。キャリブレーションが終わったところで、「キャリブは終わったけどよ、パルス送ってんのに赤道儀の動きがとろいぜ」(意訳)と言われてしまった。
じゃあ、PHD2に聞いてみようと思って、APTとPHD2でキャリブレーションをかけたら、終わったところでステラショットと同じことを言われた。加えて「オマエ、純正のケーブル使ってっか?」って注意された。
うん、純正じゃないやつ使ってる。たぶん、電話線か何かだ。ひょっとしてそれが原因なのか? でも、M-GENで使ってるのと同じだよ?(RJ-11,RJ-12,RJ-45とかの違いか…)
あー、なんかいろいろダメだ。次回の遠征では、ZWO純正のST4ケーブルを使ってやってみる。
基本がなっとらん! (´・ω・`)ショボーン
この記事へのコメント
ダークがすごいムラムラなんですねぇ。
温度制御できないカメラのダークは難しいですよね。
もう、そこには戻れない身体になってます…
廃線運動の一環で、一眼レフをお試し中なのですが、電源に関しては結局、ケーブルをひっぱってこないと長時間持たないんですよね。よっぽど優秀な一眼レフD810Aとかでないと、冷却なしはきついかもです。X7iでもやってみるつもりですが、冷やしカメラに戻りそうです。
これ、ダークなんですか?すごいですね。。
↑けむけむ先輩に崖下に引きずり落とされて、私も温度制御してますが、そこんとこ気を遣わないぶん楽ちんです。
にゃあさんも、是非。。
めりーさん、すごいでしょう?(笑)目が点になった視線を感じますよ。ASI294いいなあ。ひとまず1600で我慢します(><)
にゃあ彗星がカリフォルニア星雲を横切る。
順調に光度が増してきて、尾もしっかりしてきてる。
マイナス等級も夢でない。
今年、一番期待できる彗星かも。
と、書いておけば、誰も気が付かないよ。きっと。^^
なるほど! にゃあ彗星だったのですか。その考えはなかったです。さらに明るくなったらどうしよう。地上戦に転用するしかないですね….