StellarMate OSには、noVNCを使ってデスクトップにアクセスしている。ブラウザから操作できるので、ある意味便利なんだけれど、画面の表示サイズが小さくて操作しにくいという問題がある。
そこでAstroberry-Jが対応しているように、StellarMate OSにxrdpをインストールしてみたんだ。作業スペースがかなり広く使えるので、これは満足なのだ(^o^)でも、あれれ?
RDPでのぞくデスクトップとVNCでのぞくデスクトップでは、微妙に表示される要素が違う。これはStellarMateだけの現象ではなくて、Astroberry-Jも同じ。
たとえば、デスクトップ右上のWiFiネットワーク接続のステータスはVNCなら確認できるのに、RDPでは確認できない。ラズパイをホームネットワークに参加させようとしたときに、RDPだとGUIで設定できなくなっちゃう。
表示される要素だけではなくて、ShutdownやRebootするときのGUIダイアログの動きも違う。VNCならボタンが押せて機能するのに、RDPの場合だとボタンが押せなくて機能しない。
キーボードの入力も違う。RDPだとキーの配列が英語キーボードになるのに対して、VNCだと日本語配列で入力できる。ターミナルから文字を入力しているときに「=」を入力したつもりなのに「_」が入ってしまって焦ってしまった。
KStarsを動かすときは、RDPで問題ないんだけれど、ちょっとした設定をしようとしたときはVNCのほうが良いみたいだな。RDPとNVCでは参照する先が違うのかな。このあたりネットワークの知識がないからよく分からない。
ちなみに私がクライアントとして操作しているのはMacで、ラズパイとは家庭内LANで結んでいる。VNCはStellarMateとAstroberry-Jはぞれぞれ、noVNCとNomachineを使ってる。RFPはいずれもMIcrosoft Rmote Desktopだ。
ついでの作業で、オヤジさんにならい、AndroidタブレットとiPadにRealVNCをインストールしてみた。iPadとはMagic Keybordとの相性もいい。マウスが欲しくなるな。

この記事へのコメント
RDPはユーザーログインから、VNCはユーザーログイン後のデスクトップ表示になりますね。
だからなのかデスクトップの挙動が少し異なります。
ルートでの操作がNGになるようですね。(仕様なのでしょうか)
天体系のアプリはほとんどユーザで操作しますので問題ないですが、システム系アプリの一部が影響出るかと思います。
どのリモートソフトを使えばいいのか、挙動の違いが分かってよかったです。システム系はいじる必要もないので、そっとしておきます(笑)