六角形の青いメタリックの筐体、どこかで見覚えのあるデザインだ。また新製品が出たのか? 「天体専用CMOSカメラ」と書かれているけれど、画像は月がバックだから、月面・惑星専用なのかしらね? 解像度は200万画素らしい。
画像で読み取れる範囲で、その他のスペックを見てみる。センサーは「不明」で、ピクセルサイズは「当ててみて」、ADCは「8ビットかも?」とか、怪しすぎるぞ。どこぞの中華か?
ん?しかも「Player」じゃなくて「Prayer」かよ。One(わん)じゃなくてNier(にゃあ)だと!? そう言われると、右下にあるロゴ、どこかで見覚えのあるような……。クッソwww 「なんちゃって望遠鏡を作る」のシリーズじゃないか!
そうなんだよ。でもね、ただフォトショでお絵かきをしただけじゃないんだよ。ことの経緯は前回のエントリを読んでいただくとして、これはれっきとした実物なんだ。
例によって、3Dプリンタで印刷したわけだが、一言でいうと、センターカムという小さなウェブカムを収容するケースなんだな。ノーズ部分は31.7mmアメリカンサイズに準拠している。だから、望遠鏡との接続が可能なので、実用性はあるんだよ(たぶん)。
印刷に加えて、サンドがけ、サーフェーサー処理、塗料の噴霧といったプリントモデルの表面処理修行の成果を一応、出してみた。メタリック塗装は、二度塗りするので案外、手間がかかってるんだ。それから、積層痕はあえて残して、ヘアライン処理のように見えるようにした。
カメラを収納する裏側は、塗装や表面処理をしてない。まぁ、ハリボテなんだが、カメラはぴったりとはまる。んで、こにフタをする。しなくても使える。むしろ、フタをする機能的な意味はない(笑)
これでも一応、SharpCapで画像を取り込めるんだよ。コントラストや明るさ、彩度ももちろん調整できる。Colour Spaceは、モーションJPGとYUY2が選べる。保存形式はAVIだ。これなら月面撮影くらいには使えるんじゃないか? それから、PHD2での接続を確認したからガイドカメラにも使えるかもしれないと思ってる。
問題は、実際にどう写るかなんだけれど、直焦点で撮影するためには、M12のレンズを取り去らなければいけないな。これは、そんなに難しくないはず。
ファーストライトは、月夜の晩のお楽しみに置いておこうかな。
本物はこちらですよ!
この記事へのコメント
はははっ、そう来たかぁ~。^^b
もし、レンズを取り外すことがあったら、センサーのサイズ(対角線長でなくても横幅でもいい)を大まかでいいので計ってほしいな。
たぶん1/3か1/4ぐらいだと思うけど。
Prayer Nier、とうとう神になったか。^^v
そうですね! センサーサイズくらいは知りたいです。
そうそう、画質の件、フードをかぶせたら、まったく問題のないレベルまで向上したのですが、小ささが失われてしまって、悩みどころでした。フードを工夫したら、本来的な使いかたができるかもしれません。
>フードをかぶせたら、まったく問題のないレベルまで~
へぇ~。そういうこともあるんだ。
ということはレンズが悪さしてるということかな?
フレアがセンサ―全体に広がっていて、画像全体のコントラストが下がってるのかもね。
^^イツモノ シロウトノカンガエダケドサ
逆光に弱いってことでしょうか。余計な光を遮れば、コントラストが上がるというフード本来の働きが効いたと。よく知りませんがwww
追伸
レンズを外せれば直焦点で使える希望のでてきたし、M12レンズを交換すれば本来のセンターカムとして復活も考えられる。
^^ミライハアカルイゾ
大谷みたいな二刀流ですね!
> レンズを取り去らなければ・・・
そう、まず、レンズ外しましょうね~
簡単ですョー イイコイイコ、痛くない痛くない、指でつまんでググッとねじるだけで・・・
外してくれって言わんばかりに周りにデコボコ付いてるし・・・
PrayerNierをディ~プに翻訳してもらったら、祈りのニーア。
何かダビンチの宗教絵のタイトルみたい・・・
せいぜいホットボンドで接着してるだけなので、くいっと。痛くない。痛くない。
祈りのニーアですか。カッコいい! 北斎漫画的には、にゃあさんの神だのみです(笑)
祈りのぱうわぁできっと写る!君はできる子なんだ!がんばれ!もっとがんばれ!疲れちゃったら休んでもいいんだよ?
31.7mmにねじ込む0.5xレデューサーで直焦とか
観望会に持ち込んで、え、カメラだけで写るんですか!とかネタ話で楽しめそう
あぴさん、そのアイデアいただきます!M12の長いやつ探してくれば、楽していけるかも。面白そう♪