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久しぶりに55FL登場、SVBONYガイドテスト

飼育員さんとどこかに行ってしまっていたBORG 55FLくんが、何年かぶりにAZ-GTiの舞台に立っていました。SV165 ガイドコープも背負っています。ようやく平和が訪れたのでしょうか。いえいえ、鏡筒バンドは太陽観察望遠鏡から掠め取ってきたものです。

36EDとASI AIR PROのテストがうまく行ったので、今回は55FLを引っ張り出してきたしだいです。今夜はSV165 ガイドコープを使って、ガイドしてみたり、全体の運用の様子をみてみたりすることです。

まずは、昨日のASI AIR PROの無線接続の手順は問題なしでした。やり方も体で覚え始めているので、大丈夫です。

北極星が見えないベランダでは極軸を取るのが難しいのですが、山立てで南をとったあとに、ASI AIR PRO上でドリフトアライメントによる極軸合わせをしました。ASI AIR PROによるドリフトアライメントの手順はもう少し復習する必要があるので、きちんとマスタしてからまとめようと思います。

36ED単体と比べて、相応に重くなっていますが、迷人会工房さんのパーツはまったく問題なし。非常にがっちりしていて満足です。風が吹くと電線は揺れましたが、赤道儀は動じていませんでした。ウエイトは1kgじゃ足りないかもしれないので、増量考えます。

SV165のピント合わせ。ガイドカメラはASI385です。ピントをあわせるだけなので、特に問題なしです。きちんと星が見えていました。メインカメラはASI1600MC-COOLが担当です。ASI AIR PROは電源ハブも兼ねているので、冷却カメラを冷却してみようかという気になります。これまでAC電源をひっぱってきて冷却していたのがウソのようです。今回は0度に設定しました。冷却設定もASI AIR PROアプリからできるので苦労がありません。ピント合わせは、汎用のバーティノフマスク。踏んづけたことがあるので、割れてます。機能に問題なくピント合わせできました。そのうち専用のマスクを作ると思います。

ASI AIR PROでガイドのキャリブレーションしたところ、何かメッセージが出て怒られたのですが、実際にガイドしてみると、30秒露光でも星が止まっていました。画面にはRMS Errorが表示されています。値は2秒前後かな。この値の意味がよくわからないので、気が向いたら調べることにします。

試しに被写体になってもらったM13は10分以上も止まったままでした。結論からいうと、ガイドできていたみたいです。この調子ならいろいろ狙えそう。次はL-eNhanceを装着してみるかな。

一連の流れに問題なしでした。M8は確認しましたが、全体的に星雲の季節が終わりつつあるんでどうしようかと。さらに問題なのは電線です(笑)

この記事へのコメント

  1. ASI AIR PRO、イイ感じみたいですねぇ
    AZ-GTiも、ちっこいのに、ちゃんと頑張るんですね
    その構成だったら、リュックに入れて背負って山とかも行けちゃう?

    • けむけむさん、両方ともイイ感じですよ。ベランダで使う分には十分かなぁと思います。リュック入れて…を妄想したのですが、問題は三脚で、軽いといっても3kgあるので、登山はしんどいです。電車で移動する分には頑張ればできるかもしれません〜

  2. >今回は0度に設定しました。

    55FL、おひさ。^^ノシ
    冷却カメラって相対温度(下げたい温度幅)を指定するものと思ってたけど、絶対温度(ケルビンではなく温度直接指定という意味)で指定するんだ。

    透明の素材の件
    あってもマスクには使えたいだろうね。
    積層模様は削っても消えないだろうから、透過した光が逆に悪さしそう。

    • 是空さん、そうなんですよ。温度を指定するですよ。なので、ダークライブラリを普段から作っておけるんです。面倒な作業なので、私はやってないですが(汗)

      透明なバーティノフマスクは、おっしゃるとおり、積層模様が残るかどうかが気になりますよね。100g単位でバラ売りしてくれると試せるんですけど。

  3. はじめまして。
    天体観測に興味を持ち、いろいろと調べ始めたのが3ヶ月前の超初心者のじゅんです。調べていく中で、一番、参考になっているのが、にゃあさんのブログです!(詳しい上に読みやすくて助かっています)
    特にAZ-GTI、ASIAIR PROの記事は何度も読み返しています。

    >問題は三脚で、軽いといっても3kgあるので、登山はしんどいです。

    僕が最初にぶちあたったのが三脚の問題でした。
    え?三脚って脇役なのに、主役の望遠鏡よりも高価なものがたくさんあるの?と驚きました(^_^;)
    で、目指したのが、飛行機の機内に楽々持ち運べるサイズでいて、5Kg以上の重さに耐えられる三脚探しでした。しかし、そんな三脚はどこにもなく、諦めていたところ、やっと発見しました。

    SUNWAYFOTO ミニ三脚 T1A20
    https://www.amazon.co.jp/dp/B015TKGN9C/

    動画
    https://youtu.be/aDgE9hQaEo4?t=51

    重さが1.4Kgで、なんと対荷重が25Kg
    宿長が31cmなので、機内に持ち込めるスーツケース
    https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07W3LL74H/
    にも楽々入ります。

    で、実際に入手して、

    ●スカイウォッチャー EVOSTAR72EDII(鏡筒)
    ●ZWO ASI385MC
    ●ZWO ASI120MM Mini
    ●フリップミラー
    ●ASIAIR PRO
    ●AZ-GTI
    ●AZ-GTi用エクステンションピラー
    ●スカイメモS微動雲台

    これら全部を載せてみましたが、びくともしませんでした!

    GOTOトラベルが復活したら、これらをアタッシュケースに入れて沖縄あたりにでも行って、撮影したいなーと妄想しています。

    よければ、今後のにゃあさんの旅のお供の候補として参考にしていただければなと思い書き込みました。

    • じゅんさん、はじめまして! 三脚のご紹介ありがとうございます! これ、足が伸びるところが良いですね。MOMANの「卓上三脚 CNCアルミニウム三脚」も良いのですが、テーブルのようなものがなければ、地べたに座ってセッティングしているので、ある程度高さがあると助かります。Amazonベーシック カメラ三脚 の耐荷重が3.6キロなので、T1A20はその点でも優れていますね。電車、徒歩移動の決定版かも? ほしいものリストに追加しました(笑) わたしも南の島で天体写真撮ってみたいです!

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