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Kenko SE-AT100N、こやつをどうしてくれよう

KenkoのSE-AT100Nを入手したんだよ。口径100mm, 焦点距離450mmの反射鏡。この記事が間違っていなければ、主鏡は放物面鏡らしい。例によってR130Sfでやったようにプライムフォーカス改造をしてアストログラフ化してみようと思って入手したんだが、それでは何匹目かのどぜうなので、単純に面白くないと思い始めた。レデューサーをはさめるほど口径に余裕がないので、プライムフォーカス化するメリットが小さいというのもある。さて、どうしてくれよう。

写真用の鏡筒としては、R200SS, ED81SII, R130Sf-PF改, BORG 55FL, 71FLとおなかいっぱいになるくらいそろっているし、もういいかという気がしてるんだ。眼視用の鏡筒として使う分には、R200SSとセレストロンC5の長焦点があるので、いまのところ満足だし、まだ本格的に稼働していないけれど、星空散歩用としてクローズアップレンズを転用した広角の望遠鏡もあるしね。このまま眼視に使ってもいいんだけど、それではやっぱり面白くないじゃない?

直焦点で使うにしても、眼視で使うにしても、ちょっとでも手を入れてみて、変わった使い方を考えてみたいと私の心が言っているんだよ。ざっと思いつたのはこんな感じ。

  1. 副鏡を取り払ってプライムフォーカス化する
  2. 接眼部を強化してホイールを常時接続。モノクロ専用機にする
  3. 高感度カメラを接続して、眼視寄りの電視専用機にする
  4. ラズパイを固定してなんちゃってeVscope化する

1.のプライムフォーカスはおなかいっぱい。2.のモノクロ専用機化はR200SSでこそ実現したい。3.と4.はそれなりに面白そう。何かしらの機能を鏡筒に統合してパッケージ化するというのをやってみたいらしいんだな。まだイメージがおぼろげなので、なんとも言えないんだが、どれも決め手に欠くな。なんぞ面白い使い方はないものだろうか。うーーん。

どっちにしても接眼部がグラグラで最後の最後で光軸が狂うタイプ。これはなんとかしないとだ。

その後、星空レコーディング鏡筒とあいなりました。

SE-AT100Nを改造「星空レコーディング鏡筒」が完成
2022年9月にSE AT100Nを入手して以来、この子の用途をずっと考えていたわけだが、ようやくコンセプトが形になった。眼視と電視の間を行く「星空レコーディング鏡筒」の完成だよ。目指したのは、眼視体験と星空を録画する機能の一体化。ニュート...

この記事へのコメント

  1. ちょっと趣旨から外れちゃったらすみません。
    無遮蔽反射望遠鏡ってどうでしょう?
    今までとは違う感じでチャレンジし甲斐がありそうな・・・。
    これ、自分が双眼鏡の光軸修正に使う平行器を作る際に参考にさせてもらった”星を見る道具の工房”を運営されてらっしゃるYAMACAさんが途中までチャレンジされてるネタなんですけど(^^;)
    去年の1月の更新が最後なんですが、目途が立ったところでその後がどうなったのか気になります。
    3Dプリンターならいろいろ出来そうな気がします。
    本来はF10以上の光学系で作られるようなんですが、YAMACAさんは10cmF4光学系でなんとかなりそうなところまで進められていました。
    変わった望遠鏡である事には間違いないと思うんですけど・・・。

    • YAMACAさんのプロジェクトがうまくいくといいですね。

  2. 主鏡に穴を開けてカセグレン化、に一票
    とかアホなことを言ってみるテスト

    ガラスに穴開けるの大変&副鏡手に入らないですよね・・・

    評判のよろしくないPolaris経緯台を手に入れましたが、曇天続きで未開封です。
    そのほか、テストしなくてはならない機材が山積みです。
    eVscope欲しい。

    • マクカセのSE-GT102Mをプライム化しようと一時考えたのはナイショです。やっぱりevscope路線ですかね。ちょうどいいカメラが見つからないのです。

  3. おお!SN100N着弾ですか!自分は2本購入して接眼部強化し、1本は眼視専用、もう1本は鏡筒切ってCMOSカメラのピントが出るようにし、写真専用機としましたが、結局写真は遠征がめんどくさくなりほとんど使用せず。眼視機のみ気楽な観望用に使ってます。ナイフエッジで焦点面を見るとパラボラなので、短焦点ながら気持ちの良い像を見せてくれます。本当に「素材」なので十分楽しんでください!

    • 2本手に入れられたのですか! まさに素材ですね。パラボラだと聞いて安心しました。
      なるほど面倒になると使わなくなりますね。楽に使える鏡筒目指して改造してみます〜

  4. やぁ!(いつもの)にゃあさん、おかえり。^^

    1~4の中なら、個人的な興味でいったら4番だけどな。

    • ただいまなのだ^^
      eVscope=電視系が世の中的にも人気ですものね。この方向だと、セッティングの手間をどれだけ省けるかが勝負でしょうか。これも一考ですね。ありがとうございます。

  5. 艶やかで芳醇な鏡筒・・・高級ワインのボトルケースみたい!

    4択が提示されてますが、コチラが選んだつもりが、にゃあさんが結局やりたいものを選ばされてるという、マジシャンズ・チョイスってヤツですな?

    • いやいや、実際何をしたいかイメージがわかないのです^^;
      いまは眼視に気持ちが傾いているので、そっちもありかなぁと思っています。

  6. この鏡筒持っていますが、電視で使うとなるとレデューサつけられるように改造したほうが幸せになれるかもしれません。。(小チップのCMOSだと画角が微妙になりがち)

    私は低倍率のお気軽眼視用にしています。(光軸は接眼部をグリグリして合わせてます(笑))

    • 径が小さめのレデューサーがあるといいのですが、ACクローズアップ(49mm〜)の転用だと遮蔽が大きくなりそうなのが悩みどろころです。そう考えると眼視用にしたほうがいいのかなぁ、眼視するにも工夫がほしいなぁ、などと逡巡していて前に進んでません…

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